ゲームで稼げる?ウォレットって何?

こんにちは皆さん、セセラギです。

 

今回は前回説明した「MV」や「ROND」をしまっておく「ウォレット」の説明をします。

 

仮想通貨である「MV」「ROND」はデジタルウォレットの「メタマスク」で管理します。

「メタマスク」はブロックチェーンである、イーサリアム用のウォレットです。

「元素騎士オンライン」はイーサリアムのサイドチェーンである、ポリゴンチェーン上で開発されているため、メタマスクが使われます。

余談ですが、ポリゴンチェーンはディズニーやスターバックスとパートナーシップを結んだと発表があったブロックチェーンで、「元素騎士オンライン」と同じチェーンにディズニーランドのメタバースが出来るかもしれません。スターバックスは実店舗でコーヒーを買うとNFTのポイントが貰え、貯まったポイントでNFTと交換できるという取り組みを始めています(アメリカ国内)。

その際にも「メタマスク」は必ず必要となるウォレットです。

 

ウォレットとは

ウォレットは「暗号資産の所有と管理」と「NFTの所有と管理」とゆう2つの役割を果たします。

「暗号資産の所有と管理」とは、あなたが誰なのかを特定される事なく、どの仮想通貨がどの位しまってあるのかといった具合に管理でき、「NFTの所有と管理」とはあなたが誰なのかを特定することなくNFTを保管しておけるということです。

また、仮想通貨やNFTはブロックチェーンごとに規格が違っているので、扱える通貨・NFTと扱えない通貨・NFTがあります。ブロックチェーンの企画に合ったウォレットを用意しなければいけません。

 

ウォレットの仕組み

ウォレットはそれぞれ1つのアドレスで区別され、1つの秘密鍵でしかアクセスできず、1つのリカバリーフレーズでしか設定が出来ない様になっています。

アドレスとは銀行口座の番号のようなもので、「このアドレスに振り込んでください。」といった具合に他人に知られても構わないウォレットの識別番号です。

秘密鍵は銀行口座の印鑑やキャッシュカードのパスワードのような存在です。そのため他人には知られてはいけない大事なものです。

リカバリーフレーズは12から18程度の英単語がランダムに並んだ暗号のようなもので、単語の種類だけでなく並び順にも意味があります。スマホを買い替えた時や別のデバイスからアクセスしたい時に使います。また、パスワードを変更する時などにも使われるので、絶対に他人に知られてはいけないとても大切な暗号です。

秘密鍵リカバリーフレーズは、PCやスマホなどにスクリーンショットなどデータ保存しておくとハッキングなどで盗まれる危険があります。必ず紙に書いて保管しましょう。

ウォレットは仮想通貨やNFTをしまっておくお財布です。ふだん財布を他人に盗まれないようにするのと同じように、このウォレットもしっかり管理しなければなりません。

ウォレットは仮想通貨取引所に通貨を送ったり、ウォレットどうしで直接通貨を送りあう事もできます。

「元素騎士オンライン」は「メタマスク」と接続することで「MV」と「mMV」、「ROND」と「mROND」のやり取りを可能にしています。

 

ウォレットの種類は安全性の高い「コールドウォレット」と安全性が比較的低い「ホットウォレット」に分けることができます。

今回紹介した「メタマスク」は「ホットウォレット」に分類されますが、そんなに安全性が低いとも言い切れないので「セミホットウォレット」と呼ぶ人もいます。

 

ホットウォレット

最も安全性が低いとされるのがホットウォレットで、24時間365日、インターネットに接続された状態の仮想通貨取引所の口座がこれに当たります。仮想通貨の盗難で最も被害にあってきたのが仮想通貨取引所のウォレットです。そのため多くの人が取引所に預けたままにせずに、自分のウォレットに暗号資産を非難させています。

 

セミホットウォレット

セミホットウォレットはPCやスマホにインストールされたウォレットでユーザー自身の責任で管理しているウォレットです。PCは使う時しかインターネットに接続されないのでハッキングのリスクが抑えられますし、スマホであっても秘密鍵リカバリーフレーズを盗まれない限りは大丈夫なので、リスクが抑えられるといえます。

また、秘密鍵リカバリーフレーズを紙で管理しておくことで、さらにリスクを抑えることができます。

 

コールドウォレット

最も安全性が高いのがコールドウォレットで、暗号資産を移動する時以外にインターネットに繋がらないのでハッキングされるリスクを極端に抑えることができます。

仮想通貨取引所の中にはコールドウォレットを備えているところもあるので、取引所内で通貨を移しておくことができます。また個人ではフラッシュメモリーの様に物理的にインターネットに繋がらない形で管理できる「ハードウォレット」が一般的で、取引をするときだけUSBに差し込んで使うかたちなので、インターネットから離してしまえばハッキングさることはありません。

ただし、完全にリスクを0に出来るわけではないので、使い方に注意が必要です。

 

暗号資産の世界では、自己責任、自己管理が基本です。もし盗難にあっても誰も助けてはくれませんし、助けたくても助けることができません。

また、紙に書いて保管する秘密鍵リカバリーフレーズも無くさないように注意してください。この2つを無くしてしまったことで、何億円もの資産を引き出せなくなってしまった人が何人もいると言われています。

私の場合はクリプト関係のファイルを準備して、ファイリングして管理しています。

「元素騎士オンライン」のアカウント情報もこのファイルに保管してあります。

そういえば「元素騎士オンライン」で稼いだRONDもメタマスクで管理するよりもmRONDとしてゲーム内に置いておいた方が安全かもしれないですね。非課税ですし。

 

今回はここまで。

次回は「メタマスク」についてもう少し詳しく紹介しようと思います。