ゲームで稼げる?とメタバース?
こんには皆さん、セセラギです。
前回までで、ブロックチェーンの進化によってNFTが生まれ、そのNFTを使う事で稼げるゲームが生まれたという話しをザックリですがしました。
今回はもう一つの技術革新、メタバースのお話しです。
Facebookが社名をMetaに変更した事でもメタバースという言葉が広がりました。
メタバースとは日本語で説明すると仮想世界のことです。
物語の世界やゲームの世界、漫画やアニメで描かれる世界、そんな感じです。
メタバースとうい名前の由来は、ある小説にでてくる仮想世界の名前で、そこから引用されています。
仮想世界というと、前に挙げたように漫画やアニメのような世界となりますが、メタバースはそんな世界をブロックチェーン技術を用いてデジタル空間として構築した世界となります。一番近いのがドラクエやファイナルファンタジーのようなゲームの世界ですが、よりリアルな世界を構築しようとしているメタバースもあります。
また、明確な定義は定まってはいませんが、中心の技術としてブロックチェーンがあるのは間違いありません。
メタバースで何ができるのか?
日本を含め世界中で様々なメタバースが開発されていますが、どのメタバースももう一つの現実世界を目指しているように思えます。
メタバースの世界で働き、遊び、生活をする。そんなことが出来る空間を構築しようとしています。
メタバース内のお店の店員、展示会で説明係、塾の講師、そんな仕事も生まれるでしょうし、メタバース内でアイドル活動なんてこともできるようになるでしょう。
メタバース内で稼いだ通貨でアバターの買い物をしたり、ライブを見に行ったり、旅行したりといったことも可能です。
実際にメタバースでライブを行った歌手もいますし、展示会のコンパニオンの仕事などがあったりするようです。
現実の会議や商談がメタバースで行われたり、現実では考えも出来ない仕事が生まれるかもしれません。
また、現実の商品をメタバース内で販売し配送なんてことも簡単なことです。
Amazonがメタバース内にショッピングモールを建設るかもしれませんし、地方の名産品が販売されているかもしれません。
ディズニーはメタバースにかなり興味を持っており、あるブロックチェーンとパートナーシップを結んだというニュースも入っています。
仮想世界なのですから空を飛んだりワープしたりとやりたい放題のディズニーランドが作れますね。
購入したグッズは宅配ができるので、メタバース限定商品とか生まれるでしょう。
ブロックチェーンを使って仮想世界を作ることで、参加する人のアバターはNFT化され、唯一無二の存在として成立します。
その世界で獲得した所有物(NFT)も誰の物なのかを証明できますし、コピー品は売買が成立しない為、安全な経済活動が成立します。
また、売買契約はブロックチェーンに改ざん出来ない記録として保存されます。
その世界で使われるお金はブロックチェーン上に記録されるので、現金ではなく、相性が良い仮想通貨となるでしょう。
NFTゲームで難しいと説明した経済圏の構築ですが、メタバースと合わさるとクリアーできそうな気がしませんか?
ゲームで稼いだ仮想通貨をメタバースで使う。
そう、メタバースではゲームで稼げぐ行為は職業として成立するということです。
「私は副業で魔法使いをしています。」、なんて日が来るかもしれません。
今回はここまで。
次回は稼げるゲームはあやしくないのか?という話しをしたいと思います。